お酒飲むと勃たないのはなぜ?EDとの関係や改善策を紹介

飲酒後に性行為をしようとした際、いつもより勃起しないと感じたことはないでしょうか。

飲酒と勃起には深い関係があり、適度な飲酒はリラックス効果を高める一方、過度な飲酒はEDのリスクを高めます。

ストレスなく性行為をするためには、アルコールと勃起の関係を理解し、お酒の飲み方に気をつけることが重要です。

この記事では、お酒を飲むと勃たなくなる理由やEDとの関係、改善策を紹介します。

目次

お酒を飲むと勃たなくなる理由

お酒を飲んで勃たない場合、考えられる原因は3つ挙げられます。

ここでは、お酒を飲むと勃たない理由を解説します。

神経の働きが低下する

お酒を飲むと勃たない理由は、アルコールの作用によって神経の働きが低下するためです。

勃起には視覚や聴覚、触覚、嗅覚などの刺激によって起こる中枢性勃起と、物理的な刺激によって起こる反射性勃起があります。

いずれも性的な刺激をきっかけとして、副交感神経を介して大脳や脊髄の中枢神経に刺激が伝わり、陰茎に血液が集まって勃起が起こる仕組みです。

アルコールによって神経の働きが抑制されると、脳は興奮していても神経がうまく機能しないことで勃起が難しくなります。

また、勃起したとしても時間がかかったり、硬さが不足したりなど、十分な勃起ができなくなる場合もあります。

脱水になる

お酒を飲んで勃たない場合、体内の水分が失われることで脱水症状の可能性があります。

脱水症状によって体内の水分が足りなくなると、血液を循環させる働きが低下して勃起に必要な血液が不足し、勃ちにくくなります

お酒を飲んで脱水症状が起こる原因としては2つのパターンがあります。

  • アルコールの利尿作用により、何度も排尿することで体の水分が足りなくなる
  • 肝臓がアルコールを分解する酵素に大量の水を使っている

飲酒による脱水を防ぐためには、飲酒時もこまめに水分補給を行うことが大切です。

飲酒によって体調不良が起こる

お酒をたくさん飲むことで、吐き気や頭痛、眠気などの体調不良が起こると勃たなくなるケースがあります。

お酒を飲んで体調不良になるのは、肝臓がアルコールを分解して生成されるアセトアルデヒドを処理できず、血液中のアセトアルデヒド濃度が高まるためです。

また、アルコールは胃の粘膜を荒らす作用もあり、胃痛や吐き気などの症状が出てくる場合もあります。

ただし、飲酒によって体調不良になるかどうかは個人差が大きく、必ずしも体調が悪くなるとは限りません。

特にお酒が弱い人が慣れない飲酒をした際に、体調が悪くなって性行為どころではなくなる場合があります。

過剰な飲酒は慢性的なEDのリスクがある

飲酒は一時的に勃たなくなるだけでなく、長期的な摂取によって慢性的なEDになるリスクがあります。

ここでは、過剰な飲酒によってEDが引き起こされる仕組みを解説します。

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血管がダメージを受ける

過度な飲酒は生活習慣病を引き起こすきっかけとなり、動脈硬化によって血管がダメージを受けるとEDを発症する場合があります。

生活習慣病を引き起こすのは、アルコールを摂取すると肝臓で中性脂肪の合成が行われ、中性脂肪値が増加するためです。

中性脂肪が増えると脂質が血管壁に溜まるようになり、やがて血栓が生じて血液の流れが悪くなります

勃起するためには陰茎への血液の流入が必須であり、血液の流れが悪くなると、EDを発症してしまうわけです。

また、アルコールには血管を狭くする作用や、心臓の拍動を速める働きがあり、これらが原因となって高血圧を引き起こす場合もあります。

高血圧は動脈硬化のリスクを高めるため、過度な飲酒には注意が必要です。

肝機能に障害が起こる

過度な飲酒は肝臓に大きな負担をかけることになり、それが原因となってEDを発症するケースもあります。

肝臓はホルモンの分解と調整を行う働きがあり、正しく機能しないとホルモンバランスの乱れからEDを発症するという仕組みです。

EDにはED治療薬の服用が効果的ですが、重度な肝機能障害になると、ED治療薬を服用することはできません。

そうなるとEDの治療が難しくなるため、普段から肝臓に負担をかけないアルコール習慣を心がけることが大切です。

ホルモンバランスが乱れる

過度なアルコールの摂取を続けていると、テストステロンという男性ホルモンの生成に影響を及ぼし、EDを発症するケースがあります。

テストステロンの多くは精巣で生成されており、過剰なアルコールは精巣の機能を低下させてしまうのです。

このホルモンは、男性の性欲や勃起能力に影響を与える重要なホルモンであるため、乱れると勃起機能に影響を及ぼします。

テストステロンは加齢により自然減少していくため、そこにアルコールが加わると減少が促進される可能性もあります。

アルコールが適量であればテストステロンの生成にほぼ問題はないため、過度な摂取にならないように注意しなければなりません。

適度な飲酒はEDに良い影響を与える可能性がある

アルコールはEDに悪影響を及ぼすものというイメージがありますが、適度な飲酒であればEDに良い影響を及ぼす場合もあります。

ここでは、適度なアルコールがもたらす体への効果や作用を解説します。

適度な飲酒がもたらす効果

適度な飲酒を心がけることで、以下のような効果を得ることができます。

  • リラックス効果:緊張や不安を軽減して性的興奮を高める
  • 血管拡張作用:アルコールによって一時的に血管が拡張されて勃起を促す
  • テストステロン増加:肝臓の解毒酵素が活性化されてテストステロンが増える
  • 気分を高める:性行為に対する自信につながる

適度な飲酒がEDを直接治療するわけではないものの、一時的に性機能をサポートする働きは期待できます。

しかし、お酒を飲みすぎてしまうとリラックス効果は薄れ、血管収縮やテストステロンの減少によってEDのリスクを高めるため注意が必要です。

適度なアルコール量とは

厚生労働省では、1日あたりのアルコールの目安は20gとしています。

以下にお酒の種類と含まれているアルコールの量を紹介します。

  • ビール500ml:約20g
  • 清酒180ml:約22g
  • 焼酎35度180ml:約50g
  • ワイン120ml:約12g

なお、少しの飲酒で顔が赤くなるようなアルコール代謝能力が低い人は、さらに少ない量が望ましく、65歳以上の高齢者においてもより少量の飲酒が望ましいです。

アルコールの代謝能力には個人差があるため、自身の体調の様子をみながら、適量を見つけることが重要です。

また、適度なアルコールはEDに対して一時的な効果が期待できるものの、それは飲酒習慣がない人に飲酒を勧めるわけではありません。

酔うと勃たない人におすすめの飲酒方法

お酒を飲むと勃たない人は、今の飲酒生活を続けていると、将来的に重度なEDになるリスクがあります。

そうならないためにも、日頃の飲酒方法に注意しましょう。

飲酒量を制限する

日々の飲酒において、1日あたり20g以上のアルコールを摂取している方は、飲酒量を制限することから始めましょう。

あらかじめ飲む量を決めてから飲み始め、小さいコップを使って飲むこともおすすめです。

お酒の種類はアルコール度数が高いものを避け、ビールやチューハイなどを選ぶとよいでしょう。

また、飲み会に行く機会が多い場合はお酒を注がれることを防ぐために、自分のコップをすぐに空にしないようにするのも効果的です。

可能であれば、飲みすぎてしまう相手やシチュエーションを避けると過剰な飲酒を防ぎやすくなります

なお、日常的に飲酒量が多い場合は急激なアルコールの減少が大きなストレスになるため、時間をかけて徐々に制限していきましょう。

アルコール飲料と水を交互に飲む

お酒を飲んで勃たない方は、体内のアルコール濃度を下げるために、アルコール飲料と水を交互に飲むようにしましょう。

飲酒の間に飲む飲料のことを「チェイサー」「やわらぎ水」といい、脱水症状を防ぐ効果も期待できます。

特に日本酒やウイスキーのようにアルコール濃度が高いお酒だと、満腹になる前にどんどんお酒を飲んでしまい、過剰摂取になりがちです。

水を飲むことによって満腹感を得ることができ、飲みすぎを防ぐこともできます。

脱水や悪酔いを防ぐために、水はお酒と同量以上の量を飲むように心がけましょう。

お酒と交互に飲むことにより、飲みすぎ防止だけでなく口の中をリセットできるため、料理の味を楽しむこともできます。

普段からお酒をゆっくり飲む

お酒に酔うと勃たない方は、普段からお酒をゆっくり飲む習慣を身につけるとよいでしょう。

ゆっくり飲むことでアルコールの吸収が緩やかになり、肝臓への負担を軽減できます。

神経の働きが低下したり、脱水症状になったりすることで発症するEDの予防につながります。

お酒をゆっくり飲むためには、家族や友人と会話を楽しみながら飲んだり、合間に水やノンアルコールを挟んだりするのも効果的です。

また、飲み会に呼ばれるような場合は飲酒前に軽く食事をしておくことで、アルコールが胃に溜まりにくくなり早飲みを防げます。

性行為前の過度な飲酒を避ける

EDを防ぐためには、性行為前の過度な飲酒を避けるのもおすすめです。

EDで悩んでいる方の中には、お酒の力を借りてから性行為に挑むという方もいるでしょう。

しかし、お酒の力を借りたことで余計に勃起しにくい状態になり、性行為がうまくいかずにショックを受けてしまう場合があります。

何度か同じようなことを繰り返すと、心因性のEDとなり、お酒を飲んでいなくても性行為ができなくなるリスクがあります。

このような状況を防ぐためには、お酒だけに頼りすぎるのではなく、ED治療薬に頼るのも方法の一つです。

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アルコールで勃たない場合のED治療薬について

アルコールで勃たない場合は、ED治療薬を使用することで症状が改善される場合があります。

ここでは、ED治療薬の仕組みやアルコールとの飲み合わせについて解説します。

ED治療薬とは

ED治療薬とは、EDの症状を改善するために陰茎の血管を拡張させ、血流を改善する働きがある医薬品です。

性的興奮を得たときに勃起をサポートする働きがあるもので、強制的に勃起させたり、性欲を高めたりする作用はありません。

ED治療薬に使われている成分には以下の4種類があります。

  • シルデナフィル:バイアグラやバイアグラのジェネリック医薬品
  • バルデナフィル:レビトラやレビトラのジェネリック医薬品
  • タダラフィル:シアリスやシアリスのジェネリック医薬品
  • アバナフィル:ステンドラやステンドラのジェネリック医薬品

ED治療薬は医療機関で処方してもらえるものもありますが、日本で取り扱っているED治療薬には限りがあります。

より多くの種類の中から、予算や自分の体調、症状に合ったED治療薬を選ぶなら、個人輸入代行販売サービスを利用するのがおすすめです。

個人輸入代行販売サービスを利用する場合、医師の診察を受ける必要がなく、ジェネリック医薬品を安価に購入することもできます。

薬の個人輸入サイトのおすすめランキング!人気の薬や利用するメリットを紹介

ED治療薬とアルコールの併用は可能

ED治療薬とアルコールについては、適度なお酒であれば併用しても問題ありません。

医薬品の中には、お酒と同時に飲むとアルコールと医薬成分が相互に作用し、悪影響を及ぼすものもあります。

その点、ED治療薬がもたらす作用はアルコールと相互作用しないため、副作用のリスクが高まる心配はありません。

ただし、ED治療薬を服用している状態でアルコールを過剰摂取すると、普段よりも酔いやすくなる場合があります。

これはED治療薬の成分に血管拡張作用があり、血管が広がることによってアルコールが体内を巡りやすくなるためです。

酔いが回ってしまうと性行為自体が難しくなるため、ED治療薬を服用する際には、お酒の量を抑える必要があります。

また、アルコールとED治療薬には血管拡張作用があるため、低血圧の症状が強めに出てくる場合もあります。

低血圧症の方は、アルコールとED治療薬を併用することは避けた方がよいでしょう。

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ED治療薬とアルコールの併用で効果が高まるケースも

ED治療薬とアルコールの併用はプラスに働く場合もあります。

適度なアルコールの摂取にはリラックス効果があるため、心因的な負担を軽減しながらED治療薬の力を借りて勃起を促せるためです。

性行為に対するプレッシャーを軽減することにより、落ち着いた気持ちで性行為を行うことができます。

また、適度なアルコールは男性ホルモンの分泌を促すため、性欲を高める効果も期待できるでしょう。

お酒を飲むと勃たない場合におすすめのED治療薬を3選紹介

ED治療薬とお酒の併用は問題ありませんが、ED治療薬には数多くの種類があるため、自分に合った適切なものを選ぶことが大切です。

ここでは、お酒を飲むと勃たない場合におすすめのED治療薬を解説します。

バイアグラ

お酒を飲んで勃たない場合のED治療薬としては、シルデナフィルが含まれているバイアグラがおすすめです。

さまざまな臨床実験において、シルデナフィルとアルコールに相互作用は認められておらず互いに干渉しないため、一緒に摂取しても問題ありません。

バイアグラは30~60分ほどで効果が出てくるため、性行為の60分前に服用することが推奨されています。

なお、シルデナフィルは食事の影響を受けやすい成分であるため、飲酒の際に食事を一緒に摂ると効果が低下する可能性があるため注意が必要です。

また、アルコールの摂取量が多い状態でのバイアグラとの併用は、泥酔状態を生みやすくなるため、お酒の量はいつもより抑えた方がよいでしょう。

バイアグラにはさまざまなジェネリック医薬品がありますが、いずれもシルデナフィルを主成分としているため、アルコールと併用しても問題ありません。

費用を抑えたい場合は、カベルタやベガなどのバイアグラジェネリック医薬品もおすすめです。

バイアグラ

シアリス

タダラフィルを主成分とするシアリスも、アルコールと併用して問題ないED医薬品であり、効果の継続時間が長くおすすめです。

シアリスはお酒の影響を受けにくいED医薬品であるため、併用しても副作用が強く現れるような心配はありません。

シアリスは服用してから20〜36時間に渡って効果を持続するため、計画的な服用を必要としないメリットがあります。

お酒を飲んでいるとED医療薬を服用するタイミングを逃してしまう場合もありますが、シアリスならお酒を飲む前に服用すれば自然な流れやタイミングで性行為ができます。

他のED医薬品と比較してもお酒の影響は小さいですが、酔いが回りやすくなる点は同じであるため飲みすぎには注意しましょう。

シアリスにもさまざまなジェネリック医薬品があり、いずれもタダラフィルが主成分であるため、アルコールとの併用も問題ありません。

費用を抑えたい場合は、タダシップやメガリスなどのシアリスジェネリック医薬品もおすすめです。

シアリス

ビリトラ

お酒と併用できるED医薬品として、バルデナフィルが主成分のビリトラもおすすめです。

ビリトラはレビトラのジェネリック医薬品で、服用してから効果が出るまで最短15分と短いメリットがあります。

彼女と家でお酒を飲んでいて、急に性行為をするような雰囲気になってから服用しても十分に間に合うでしょう。

レビトラは開発コストや流通の問題などから、現在は製造・販売されていないため、バルデナフィルのED治療薬はレビトラのジェネリック医薬品のみとなります。

シルデナフィルに比べるとアルコールの影響は比較的小さいものの、お酒を飲みすぎると血圧が急低下したり、酔いがすぐに回ったりするため注意しましょう。

ビリトラ

お酒とEDの関係についてよくある質問

最後に、お酒とEDの関係についてのよくある質問をQ&A形式でご紹介します。

お酒を飲むと射精しないのはなぜですか?

アルコールの摂取によって射精障害が起こりやすくなるためです。

射精障害とは、勃起はできても射精できない状態のことで、EDと同じく性機能障害の一つに数えられます。

アルコールには脳の中枢神経を抑制的にする働きがあり、この作用によって性的興奮が陰茎に伝わらずに射精障害が起こる仕組みです。

お酒によって射精に時間がかかると、勃起が解消されて中折れにつながる場合もあります。

飲酒習慣を続けるとEDになりますか?

適量であればそのような心配は不要です。

アルコールが適量ならリラックス効果をもたらし、ストレス軽減にもつながります。

不安や緊張が解消されると、性行為のパフォーマンスが向上する効果も期待できるでしょう。

ただし、アルコールに頼りすぎる生活をしていると不安感が高まり、うつ病や不安症などを発症する場合があります。

そうなると心因性EDのリスクを高めることにもなるため、適量を守りつつ、お酒以外にストレス解消できる方法を探すことも大切です。

アルコール依存症はEDに影響を与えますか?

アルコール依存症の方はそうでない人に比べてEDが多い傾向にあります。

EDに影響を及ぼすのは、長期的なアルコール摂取によって中枢神経の働きが抑制されたり、動脈硬化を引き起こしたりするためです。

また、長期的な飲酒によって男性ホルモンのレベルが低下すると、性欲や勃起機能に悪影響を及ぼします。

アルコール依存症はさまざまな健康リスクを高めるため、医療機関で治療するのが望ましいです。

お酒とタバコの組み合わせはEDによくないですか?

EDのリスクを大幅に高めるため避けた方がよいでしょう。

タバコは血流の悪化やホルモンバランスの乱れを引き起こし、EDのリスクを高めます。

アルコールの血流障害とタバコの血管収縮の作用が相互に働くことにより、勃起機能が大幅に低下する場合もあります。

これらの組み合わせは長期的に心血管系や神経へのダメージを増加し、健康にも悪影響となるでしょう。

まとめ

飲酒がきっかけで勃たないのは、神経の働きが低下して性的刺激を感じにくくなったり、脱水によって血流が悪くなったりするためです。

過度な飲酒によって吐き気や頭痛などの体調不良が起こり、性行為ができなくなるケースもあります。

長期的に過剰な飲酒を繰り返していると、動脈硬化や男性ホルモンの乱れにつながり、慢性的なEDにつながるリスクもあります。

一方、適量であればリラックス効果を高め、ED対策につながるでしょう。

お酒を飲んで勃たない場合は、ED治療薬を併用するのもおすすめです。

ED治療薬はアルコールと併用することも可能で、適量であれば相乗効果によって高い効果を得られる場合もあります。

アルコールとEDについて、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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